特定外来生物指定以前の記録です
                         現在、テナガコガネの飼育には環境省の許可が必要です
                         


 過去の飼育記録です。



 ペアリング:テナガコガネの飼育は基本的にPr同居飼育をしていますが、目の前で交尾させると、
        より確実かと思います。この時、♂の触角を♀のお尻に近づけると、自然と交尾する個体も
        いますが、♀が逃げる事があると思いますので、♀の上にそっと、♂を乗せてみてください。

       
        ♀の尾端毛を触角で触る、♂。             交尾中の
        Euchirus dupontianus F1                Cheirotonus jansoni wild 

 産卵セット:私の場合、ケースは特大プラケース又は、衣装ケースを使用します。
        マットについては、色々と考えさせられております。と、言いますのも、どんなマットでも、
        結構、産んでくれます。しかし、孵化する前に萎んでしまうのです。
        ここ数年は市販のマットを使用しておりました。ずっと以前、クワガタのカスや
        なにも添加していないマットを混ぜた物で、多数の幼虫が採れたことを思い出し
        (又、知人の助言からも)、今年は産卵マットにも気を使いたいと思っております。
        (マットに関しては、時間を追って報告してゆきます。)

        採卵ですが、私は行いません。以前、孵化寸前の卵までも全滅させてしまった、
        苦い経験からです。採卵しても、無事、孵化させている方々もいらっしゃいます。
        よい方法など発見されたら、こっそり教えて下さい。

        産卵セットを組み、Prを投入してから、1ヶ月程で、次のセットに移すようにしています。
        それまでのセットは更に1ヶ月放置(この間、極端な乾燥に注意)した後、掘ってみると、
        小さな幼虫たちが見られるはずです。
       
       Euchirus dupontianus F1 産卵セットの様子  Cheirotonus peracanus  孵化寸前の卵
        ♀は潜ってしまっている。                     大顎や脚が見えている。

      2004年の産卵〜孵化までの一部です。不甲斐無い結果ですが・・・・
 


 幼虫の入手:幼虫を入手される方もいらっしゃるかと思います。
         ショップ、知人、ネットオークション等、色々な入手方法があるかと思います。
         なるべく個体を見て、体に張りのある個体を選んでいただきたいです。

 幼虫の飼育:自己ブリード、購入に関わらず、1.2令幼虫は餌の全交換は避けたほうが良いと思います。
         私は2令後期、又は3令初期まで、250cc程度のプリンカップで個別飼育しています。
         マットは少なくなってきたら、糞を適当に取り除き、新しいマットを足しています。

         2令の後期から3令にかけて、幼虫は大変よく食べます。
         この頃、マットが少ない、劣化している。などがあると、
         プリンカップを噛み破る、蓋を開けてしまうことがありますので、
         500cc程度のブロー容器又は、コバエシャッターのミニに移しています。

         私が幼虫に与えている餌(マット)は60g送料込み幾等。の、安いマットです。。。
         
         3令幼虫も中期(孵化から、9ヶ月位、体重で、25g前後)になると、マットを食べる量も
         落ち着いてきます。この頃、よく聞かれるのが、「を食べさせた方がよいのか?」
         と、云うことです。を入れると、確かにバラバラに砕き、食べているようですので、
         入れても良いとも思います。
         私の場合、マットだけで飼育できていますので、この時点では、材は入れておりません。
         それぞれの飼育スタイルに合わせるのが良いかと思います。

         この頃、マットの上に出てきてしまう幼虫がいます。気が付かずにいると、死んでしまいます。
         この時、そのまま埋め戻してもまた、上がってきてしまい、結局死んでしまいます。
         マットなど、何か、合わない事(マットの劣化、酸欠、蒸れ、etc)が起った物として、
         殆どのマットを交換、更新して下さい。

         気が付かずに体の張り、力の無い状態になってから、気が付いた場合、
         まず、幼虫の臭いを嗅ぐと、死んでいる場合、嫌な臭い(アンモニア臭)がします。
         活きている場合は、マットの臭いです。
         活きていそうな場合、軽く、気門に沿って揉んでやる(人工呼吸のように)。
         そして、新鮮なマットを入れたケースに入れてやり、いつもより少し低い温度にすると、
         復活する事があります。私は2度ほど、この方法で、復活しました。

         3令終期になると、ケースを齧る音が頻繁に聞こえます。
         私はここでようやく、を投入します。