2005年までの記録です。
ここでは、私の行っている飼育を紹介します。
未だ、試行錯誤の連続、失敗の連続で、こうすれば飼育できると言うものでは在りません。
あくまでも飼育の参考にしていただけましたら、幸いです。
成虫の入手:成虫を入手する場合、なるべくでしたら、Prでの入手をお勧めいたします。
♀が体内に精子を保存しておけないのか、♀のみの産卵では、孵化しない卵が多いようです。
選び方ですが、♂は符節の揃った、持った時(手に乗せた時)にしっかりと掴んでくる個体が
良いと思います。極端に小さな個体でないかぎり、ペアリングに支障はないものと思います。
そして、なんと言ってもカッコイイ個体。お気に入りの個体を選んで下さい。
♀は持ってみて重い固体。これは、当たり前。
と、思われますが、テナガの場合、以外と少ないです。
そこで、♀を手に乗せたら、軽く握ってみて下さい。前肢で掘るような個体はとても元気です。
ペアリング:テナガコガネの飼育は基本的にPr同居飼育をしていますが、目の前で交尾させると、
より確実かと思います。この時、♂の触角を♀のお尻に近づけると、自然と交尾する個体も
いますが、♀が逃げる事があると思いますので、♀の上にそっと、♂を乗せてみてください。


♀の尾端毛を触角で触る、♂。 交尾中の
Euchirus dupontianus F1 Cheirotonus jansoni wild
産卵セット:私の場合、ケースは特大プラケース又は、衣装ケースを使用します。
マットについては、色々と考えさせられております。と、言いますのも、どんなマットでも、
結構、産んでくれます。しかし、孵化する前に萎んでしまうのです。
ここ数年は市販のマットを使用しておりました。ずっと以前、クワガタのカスや
なにも添加していないマットを混ぜた物で、多数の幼虫が採れたことを思い出し
(又、知人の助言からも)、今年は産卵マットにも気を使いたいと思っております。
(マットに関しては、時間を追って報告してゆきます。)
採卵ですが、私は行いません。以前、孵化寸前の卵までも全滅させてしまった、
苦い経験からです。採卵しても、無事、孵化させている方々もいらっしゃいます。
よい方法など発見されたら、こっそり教えて下さい。
産卵セットを組み、Prを投入してから、1ヶ月程で、次のセットに移すようにしています。
それまでのセットは更に1ヶ月放置(この間、極端な乾燥に注意)した後、掘ってみると、
小さな幼虫たちが見られるはずです。


Euchirus dupontianus F1 産卵セットの様子 Cheirotonus peracanus 孵化寸前の卵
♀は潜ってしまっている。 大顎や脚が見えている。
2004年の産卵〜孵化までの一部です。不甲斐無い結果ですが・・・・
幼虫の入手:幼虫を入手される方もいらっしゃるかと思います。
ショップ、知人、ネットオークション等、色々な入手方法があるかと思います。
なるべく個体を見て、体に張りのある個体を選んでいただきたいです。
幼虫の飼育:自己ブリード、購入に関わらず、1.2令幼虫は餌の全交換は避けたほうが良いと思います。
私は2令後期、又は3令初期まで、250cc程度のプリンカップで個別飼育しています。
マットは少なくなってきたら、糞を適当に取り除き、新しいマットを足しています。
2令の後期から3令にかけて、幼虫は大変よく食べます。
この頃、マットが少ない、劣化している。などがあると、
プリンカップを噛み破る、蓋を開けてしまうことがありますので、
500cc程度のブロー容器又は、コバエシャッターのミニに移しています。
私が幼虫に与えている餌(マット)は60g送料込み幾等。の、安いマットです。。。
3令幼虫も中期(孵化から、9ヶ月位、体重で、25g前後)になると、マットを食べる量も
落ち着いてきます。この頃、よく聞かれるのが、「材を食べさせた方がよいのか?」
と、云うことです。材を入れると、確かにバラバラに砕き、食べているようですので、
入れても良いとも思います。
私の場合、マットだけで飼育できていますので、この時点では、材は入れておりません。
それぞれの飼育スタイルに合わせるのが良いかと思います。
この頃、マットの上に出てきてしまう幼虫がいます。気が付かずにいると、死んでしまいます。
この時、そのまま埋め戻してもまた、上がってきてしまい、結局死んでしまいます。
マットなど、何か、合わない事(マットの劣化、酸欠、蒸れ、etc)が起った物として、
殆どのマットを交換、更新して下さい。
気が付かずに体の張り、力の無い状態になってから、気が付いた場合、
まず、幼虫の臭いを嗅ぐと、死んでいる場合、嫌な臭い(アンモニア臭)がします。
活きている場合は、マットの臭いです。
活きていそうな場合、軽く、気門に沿って揉んでやる(人工呼吸のように)。
そして、新鮮なマットを入れたケースに入れてやり、いつもより少し低い温度にすると、
復活する事があります。私は2度ほど、この方法で、復活しました。
3令終期になると、ケースを齧る音が頻繁に聞こえます。
私はここでようやく、材を投入します。
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